親子で自転車

子供と同じ趣味で遊べるってラッキーだと思います。

私が無理やり乗せたり、自転車のことで怒ったりしたことは一度もない。
一緒に走りに行くのもレースに出るのも自分で決めている。

ただ、やりたいなら徹底的に楽しく付き合う。クタクタになるまでまじめに遊んであげることにします。

それが結果的に私にもいい思い出になったり、親として成長をさせてくれる機会だったりするので息子には感謝です。

■Super Cycle Enduro Road in 下総 １時間ファミリーエンデューロレース。
何気なくネットをみていると

”家族で参加できる１時間での周回数を競う耐久レースです。チーム構成は、小学３年生以下のお子さんとお父さん・お母さん（親子）がチームを組んで参加できるレースです。”

ということで息子に出る？って聞くと”うん！”

通常息子の小学校１年生だとあまり長く走れるレース少ない、１時間耐久だったら結構走れる。
それに親子で一緒にチーム組んで楽しめるレースってそんなに無いのでこれはいい機会です。

もちろんレースですからこっちも真剣。こういうときこそ普通の２倍真剣に走らないと駄目です。

会場にはかみさん、娘も一緒に来て手伝ってくれます。

試走開始になってほぼ貸切状態で息子とコースをぐるぐる。

”誰もいなくて気持ちい”

走行中のポイントなんかをお話しながら１時間近く試走しました。（笑）

”辛くなったら笑いなさい、そうすれば力が出るから”
いつも教えるレースの極意です。（笑）

全部で10チームが出場。
すぐさまチーム他のチームの構成を見て息子に戦略を伝える。
”○番とｘ番が速そうだ”とか、”△番はどうだろうね”とか。
レース前のこうした話は私がレースするときも同じです（笑）。でも競争相手を観察するのは大事な事ですから。

スタートは子供が最初。
”緊張するー、体がぶるぶるしてきた”と息子は先頭モード。

みんなかわいいです。


スタートの合図がピストルだと分かると、”あーピストルやだあ”あのパン！って音が怖いらしい。


相手を見ながら出て行く。すっかりロードレーサーになりきっています。


いいねー。

１周1.5ｋｍぐらい？タイムを見て交代を考えます。
”ゴールスプリントしたいから”と息子の要望があったので最後に息子を走らせることにしています。


1周回目単独でやってきました。

結構飛ばしているようです。15分ぐらい３周して交代して私が走ります。

私もこれが今シーズン初レース、満開で走ります。


人数が少ないレースなのでほぼ個人タイムトライアルです。

休めないのである意味かなりキツイ。レース翌日おかしいぐらい足が動きませんでした。

ピットに戻って来るたびに家族の応援が嬉しい。すわっちからも応援いっぱいもらいました。
息子は”いつ交代？”と走りたくて仕方ないみたいだ。（笑）

約20分７周走って息子と交代。


その後息子は淡々と走るが最後ゴールしたいというのでもう一度15分私が走る。

時間的に見て後２周で息子と交代。

最後は希望通りにゴールスプリント。（笑）

結果は20周回して優勝。息子が30分、私が35分ぐらいで半分ずつ走れました。

表彰まで時間があったのですわっちの応援というか罵声を浴びせに。（笑）


ちらりとこっちを見た（笑）

激務であまり乗れていないかったようですね。
久しぶりの再開で次に会う約束をしました。（笑）


表彰式、真剣に頑張って勝った者が表彰されることはいいことです。


坊主の親子勝ちました。（笑）

勝ち負けはともかく、何でも楽しくやることが大切だとスポーツは教えてくれます。
そして、楽しくやるというのはへらへらということじゃなく、真剣に真面目に遊ぶこと。
”辛かったとき笑って走ったよ”と息子。


応援してくれたかみさんと娘にも感謝です。家族のいい思い出がまた一つ出来ました。
息子と行くレースが楽しみになってきました。